建学の精神・教育理念
建学の精神
サレジアン国際学園目黒星美小学校は、キリスト教的な人間観・世界観により、創立者聖ヨハネ・ボスコと聖マリア・マザレロが実践した理性・宗教・慈愛に基づく「予防教育法による全人間教育」を行うために創設されたカトリック・ミッション・スクールです。
教育理念
私たちの教育は、一人ひとりをかけがえのない存在として大切にされる神の愛に基づいた教育です。
児童・保護者・教育者が一つになって教育共同体を築きます。その中で子ども達自らが知性を磨き、心を鍛え、正しい判断力と自由な選択能力を養うよう、尊敬と慈しみ、親しみの態度のうちに、子ども達を導きます。
こうして社会と人々に積極的に貢献できる自立した人間を育成します。
聖ヨハネ・ボスコ
(ドン・ボスコ)の教育
ドン・ボスコの教育法は、「予防教育法」として知られています。
「愛は寛容で慈悲に富む。全てを信じ、全てを希望し、全てを耐え忍ぶ。」
予防教育法の実行は、すべてこの聖パウロの言葉に基づいています。
ドン・ボスコは「理性・宗教・慈愛」を3本柱とした予防教育法を通して青少年と関わりました。子ども達と信頼関係を結ぶことによって、子ども達が自分は見守られているという安心感を持ち、自らの足で善に向かえるよう導きました。
「愛するだけでは足りない。愛されていると感じられるように愛しなさい。」ヨハネ・ボスコの教えは現在、130以上の国々に広がり、学校・教会、社会生活の様々な場面で青少年や貧しい人々のための活動が繰り広げられています。
Walk with Children
ドン・ボスコはいつも子どもと共にいることで、子どもたちに潜在している神様から与えられた可能性を引き出し、誠実な社会人、つまり、社会に貢献できる人材を育成しました。本校では創立者の精神を「Walk with Children~いつも子どもと共に~」という形で引き継ぎ、子どもと共にいる教育を実践しながら、信頼関係を築き、子ども達がより善く伸びていくことを願って教育活動を展開しています。
ドン・ボスコの教育においては、あらゆる場所が学びの場となります。教室はもちろんのこと、校庭での遊び時間や学校行事。特に合宿(フィールドワーク)では自然の中で寝食を共にしながら、子どもの善への可能性を触発していきます。
青少年教育に情熱を燃やし、家族的雰囲気の中で、子ども達が愛されていると感じられる関わりを目指していく-それがサレジアン国際学園目黒星美小学校の姿でありたいと願っています。